足裏のしこりは尿酸結晶ではなく、体の器官や組織の病変後、反応区に対応区の細胞の組織の変化が作り出したものである。
以前は老廃物を排出するため500ccのお白湯を飲むとしていたが、生理学的に言えば適度な水分でよい、さもないと心、腎臓、胃腸の負担をかけたり、虚になったりし重病の方には適しません。
反応区は個人の足の骨で決まる。健康な人の足の骨は身長に正比例し、臓腑は足部の反応区の通りに配列している。完全に生物の全息律に従っている。
足の反応区図は、五行五色を五臓五腑と五官に配する。そうすることで相関性や実践方法が容易に理解できる。
中国医学で言う全体観の治療を行い、如何に診断治療をすれば病気の予防となり、悪化を防げるかという予防医学の観念である。
新方式では「脳」を人体のスイッチと考え大脳からもみ始める。上から下へ、内から外へ全面的に漏れが無いように治療を行う。「順氣(気の流れを変える)」と言う作用もある。過去の足裏療法は俳毒のため、或いは、循環促進や腎臓、心臓の強化のためという観念は打ち破らなければならない。 |
簡易易学で容易に出来る:以前の足裏は定点または反射区番号を基準に数回もしくは数分もんでいたが、新方法は骨格や筋肉の構造に基づき施術を行い、病理反応現象を探し、区域を連続的にもむ方法で病理反応物をなくす。
新方式は道具を使い、無駄な力を省き、便利で身体を痛めない。手の指の変形、目肩、腰を痛めない。施術者は姿勢やイスなどの設備に注意し、職業病を避ける。
旧法は「痛み」が実技の指標となり、痛ければ痛いほど良いという主張で多くの人が耐えられないと思っていた。新方式は病理反応の現象を知り、個人の体質によって適度の刺激をする。そうすれば耐えられ施術後の心地よさも楽しめる。
もむ順番は、「頭」から始め、体内の各系統の相互強調、協力をコントロールし、最後に個人の必要に応じ、全体の調整をもれなく行う。機械のように反射区番号の1から83をもむのではない。
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